←旅行topへ][↑サイトtopへ[→この旅行TOPへ戻る]

2006年1月 南インド旅行
チェンナイ市内散策そして帰国

チェンナイ旧市街


チェンナイ中央駅を出て市内散策に出かける。まずは駅から徒歩圏内のセントジョージ要塞へ向かう。五稜郭のような砦で英軍撤収後はインド軍が使用し政府庁舎も入っているので入り口でチェックされる。事実州庁舎からはお偉方らしい人が沢山出てきて雰囲気がぴーんと張っていた。砦らしいのは城壁くらいであとは兵舎が建っている感じ。歴史がありそうな教会は朽ちるに任されていた。博物館があったので見学。海からまず橋頭堡としてこの地に拠点を築きやがてドンドン奥地に進んでいった様子が分かった。


駅の隣にあった鉄道関係の庁舎。威厳があって美しい。 セントジョージ要塞の入り口。堀を巡らし堅牢な城壁で守りを固めている。
要塞には現在タミルナドゥ州庁舎が入っていて、職員の社員食堂的な食堂もありそこでベジタリアンミールスを食す。 要塞博物館。州庁舎ではちょうどお偉方が沢山出てきて物々しい雰囲気だったので写真を撮ることは遠慮した。
高等裁判所の建物
要塞をでて北上しチェンナイ旧市街地へ。途中にある高等裁判所の建物を観賞する。旧市街といってもイギリスが区画整理した町なので割と整然としているが、文具店で買い物したり、列車の中で同室だったA氏に部屋着として楽だから是非作りなよと薦められた腰巻きのルンギーを求めたりした。ルンギーは本来はピンからキリまである布地を選び縫ってもらうのだが時間がないので安物の既製品で我慢した。そうこうして疲れたらジューススタンドでメロンジュースを飲んだり、チャイスタンドでチャイを飲んだりした。

当てもなくさまよい歩いていると南インドらしいゴープラムが聳えるヒンズー寺院が現れた。写真を撮っていると自分も撮ってと子供がまつわりついてくる。かわいい表情をしているがどうも寺院で面倒を見てもらっている孤児のようだ・・・寺院の人が叱って追い払ってくれやっと解放された。そして中を見学していきなと言われたので、ご本尊のリンガなど内部を見せてもらった。入り口付近では女性達が呪文ともお経ともつかぬような節回しで謳いながら儀式をしていて、神々しい雰囲気だ。
旧市街 業種ごとに商店が集まっていて活気あります。
適当に歩いているとヒンズー寺院が現れた 南インドのヒンズー寺院独特のゴープラム
日本のお寺も仏像を色々並べるよりこうしてゴープラムにして、 ご本尊のリンガ
迫力満点のジャヤラリター女史が ポスターを飾るのは、タミル・ナドゥーの地方政党の一つAIADMK。 共産党の旗も。鎌とハンマーのデザインはいまや懐かしささえ感じる。


寺院を辞して再び町歩きを再開。選挙が終わったばかりなのか、選挙ポスターが所々残る。お国柄とかが現れて結構見ていると楽しい。しかし映画俳優から政界進出し党首になったりする辺りさすがインドだなぁと思う。プロレスラーが国会議員やっていたり作家が都知事をやっているような国から言えたものじゃないが(と思ったけど俳優が大統領やっていた超大国もあったっけ)。


適当に歩いていると海岸沿いの道に出た。チェンナイ中央郵便局を覗いたり植民地時代に建てられた銀行建築などを観賞する。やがて日が傾いて来たので、午後は夕方から参拝できないチェンナイ一のヒンズー寺院のカパーレシュワラ寺院へチェンナイビーチ駅から高架列車で向かうことにする。
香港上海銀行チェンナイ支店。金融版東インド会社といっていいこの銀行はアジアの植民地都市ではおなじみ。 チェンナイ中央郵便局の内部。あまりに原始的いや失礼オーソドックスなやり方で郵便物を仕分け消印を押していました
チャイスタンドでのどを潤す。甘ったるいチャイが心地よい チェンナイビーチ駅から列車で南側へ移動


高架鉄道からのマリーナビーチの眺め 沢山ぶら下がっている吊り輪
駅から寺院へ向かう道にはお供えの花屋が並ぶ カパーレシュワラ寺院の本堂


カパーレシュワラ寺院はチェンナイを代表するヒンズー寺院。本来はマドゥライとかで、でかいゴープラムをを見たいところだが今回は時間がないのでここで我慢する。夕日に映えて美しく座り込んで見とれてしまった。


ゴープラムの極彩色が夕日に映えて美しい

ゴープラムのアップ。一つ一つ見てみると結構面白い



チェンナイ市の一番のメインストリート、アンナサライ

スペンサープラザのホール

帰国

さて帰国便は21:45発。それまでの間、買い物をするべく、町一番のショッピングセンターのスペンサープラザにオートリキシャーで向かう。インドならではの、どピンクなどの原色のライティングパッドなどの文房具やCD、インド料理のレトルトパックなどをお土産に購入。そして預けてある荷物を受け取りにチェンナイセントラル駅へ向かった。この時点で既に時間ギリギリ。であるのに、その切羽詰まった状況をまるで把握していない私(笑)、歩き回って汗だくになったのでシャワーを浴びたくなり駅のシャワールームでシャワーを浴びる。水シャワーだったが、ちょうど良い生ぬるさの水温になっており気持ちが良かった。

さっぱりしたところで出発2時間前を切っているとかなり時間的にやばい状況になっていることに気がついた私、ここに来てようやく慌てた。国際線は2時前にチェックインというのは余裕を持った言い方であると分かっているから、それは破るつもりではいたが、1時間前を切るとチェックインが打ち切られることもあるくらいは理解している。空港は17キロの距離があり、当初は鉄道で行くことを想定していた。しかし乗ってしまえば時間は読めるが、出るのはチェンナイセントラル駅からではなく、チェンナイエグモア駅だし、運行頻度などもわからない。ガイドブックでは所要時間は鉄道は約40分、タクシーは約30分~40分とある。迷ったが一旦駅を移動したりするロスを考慮しタクシーで行くことにした。

そういったいきさつで、駅前のプリペイドタクシー、スタンドからタクシーに乗る。タクシーに乗るとタクシースタンドを通さず直接乗れば良かった、手数料余計に払わずに済んだのだからとかグズグズ言う。こちらとしては急いでいるから速く行けというと、足元みやがって規定の料金(Rs250)は渋滞する市内を経由するルートでの計算。空いている海岸沿いの道を行きたかったらもう200ルピー払えと抜かしてきやがる。腹が立ったがここで数ドル相当をケチって乗り遅れれば、取り返しがつかない事になる。

それでもやはり時間帯的に帰宅ラッシュなのか、なかなか思い通りには走ってくれない。時計とにらめっこ、割り込んでくるリキシャーや信号一つ引っかかるだけでイライラ。当初見ていた40分が過ぎてもまだ着かない。このままでは乗り遅れると観念した頃、ようやく空港に到着。運転手は彼なりに努力して飛ばした事は分かったので、チップをはずんだ。結局カウンターに着いたのはちょうど1時間前。ギリギリ間に合った感じだ。なんか駅から空港までの1時間足らずの間に3年は年取った感じで無駄に疲れた・・・

ギリギリチェックインした代償に?リクライニングしない座席があてがわれた。自分はリクライニングしないのに、前の人はかなり深く倒れてくる、かなり苦しい席だ。フライト時間もKLに4時過ぎ到着と過酷な設定。日本行きの便が出る10時まで時間があるので奮発してトランジットホテルに行ったが満室・・・仕方がなく待合いロビーの長いすで仮眠を取ったら冷房が効きすぎて身体の芯まで冷え切った。そんあ過酷な条件のせいか帰国後風邪を引いた。自業自得なんだがやはり余裕を持つことは大事なんだと反省。

インドは広いのに今回もたった2日の滞在しかなく、ほんの触りだけを体験したような感じだ。南だけでもまだまだ行ってみたい所は沢山ある。また来ると再訪を誓ったのであった。

今回のルート

1日目
成田→クアラルンプール国際空港(クアラルンプール国際空港トランジットホテル泊)

2日目
クアラルンプール市内(イスラム博物館、チャイナタウン)→チェンナイ空港(チェンナイ空港リタイアリングルーム泊)

3日目
チェンナイ空港→ハイデラバード空港→ゴールコンダフォート→チャールミナールほかハイデラバード旧市街→ハイデラバード駅(夜行列車車中泊)

4日目
チェンナイ市内(セントジョージ要塞、旧市街、カパレーシュワラ寺院)→クアラルンプール国際空港(機中泊)

5日目
クアラルンプール国際空港→成田

関連ページ
旅先の人々南インド編
旅の食事南インド編

サイトtopへ戻る][次のページへ(工事中)→]