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| プロローグ 貯めた携帯のポイントをマイレージに移行すると中国に行けることが判明。当初は鉄道で中国を縦断してその広さを実感しようなどと言った普通じゃない旅も考えたが、有給休暇を連休に一日くっつけられたこともあり、”まとも”な観光旅行をすることに。前から行きたいと思っていた山西省平遙に行くことにした。余談だが中国は近いのでマイレージの特典交換に必要なマイルが少ない一方チケットは割高な上に日系は格安航空券自体出していなかったり、PEXなどの公定割引チケットも早割タイプを出していなかったりして極めて割高。米系は安いけど時間が悪いので時間がなくて2泊3日と行った行程には使えない。よってマイレージの特典の使いでがとてもあるので、ここ数年は中国行きといえば、マイレージの特典利用ばかりだ。約二年ぶりの中国はビザ免除初体験となったが、なんだか旅の前の儀式が省略された感じで今一これから出かけるという盛り上がりには欠ける。(お金とパスポートの余白の節約になるのはうれしいのだが) 出発 旅行に出かける時はいつも、支度やギリギリまで調べものをしているせいで寝不足である。今回も睡眠時間は1時間ほど。眠い目をこすりながら成田に到着した。成田は連休を前にかなり混雑していたが私には珍しく余裕を持って出国審査まで終えた。さて本日のJL781便の機材はDC-10。22年前、私が初めて飛行機に乗ったのはこの機種なので特に思い入れがある。20年以上も飛んでいるご老体であるゆえ、いろんなパーツがもはやレトロな雰囲気を醸し出している所もポイント高く、うれしくなってしまった。 北京 北京は今回で12回目になるので、もはや「帰ってきた!」と言う感覚である。しかし今まで素通りだった健康申告の所で早速体温チェックをされる。入ってくる人検査してどうするとつっこみを入れたくなったが・・・睡眠不足な上、出発前から職場で風邪が流行っていて、少し風邪っぽい。もし引っかかったらやばいなと緊張したものの、無事通過。 SARSの影響から自家用車を購入する人が増えたらしいが、空港から市内へ向かう道路で既に車が増えたことを実感する。自家用車が増えたからガソリンスタンドも目立つようになった。以前はひっそりと営業していたのが看板とかもハデになっているため、町の雰囲気も変わった感じがする。途中で旅行会社で日本から手配していった、中国国内のチケットを受け取り、以前一ヶ月の短期留学をしていた中央民族学院(現中央民族大学)のキャンパスに行ってみた。懐かしのキャンパスも私が1ヶ月過ごした寮の建物を始め、中国風の趣のあった建物を壊して無味乾燥な箱形のビルに建て直していて少しショックを受ける。 大学の北側の魏公村と呼ばれるエリアにはかつてウイグル人が集まって小汚いウイグル食堂が並んでいたものだが、街全体を一度更地にしてから一から作り直した感じで全く別の土地に来た感覚である。当然ウイグル食堂街もないのだが、民族大学のすぐそばという土地柄か、蒙古、ウイグル、タイ、朝鮮といった少数民族の食堂が各族一軒ずつ営業している。かつての食堂街に思いを馳せつつウイグル食堂で羊づくしの夕食。買い物をした後北京西駅へ向かう。 太原へ 北京西駅は今回が初めての利用。2等寝台たる硬臥に納まる。乗車した列車は21:50発の太原7:10着なので殆ど寝て起きたら終わりなのだが、それでもひまわりの種をつまみながらお茶を飲み飲み、周囲の人と色々話せるのは鉄道の旅ならではである。お前の中国語の発音は問題ありだとか言われつつも、楽しい時間を過ごすことが出来た。
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